Art & Science of Orthodontics
東京日本橋AQUA歯科・矯正歯科包括CLINIC
Produced by Teeth Alignment
１．包括的成人矯正治療
Orthodontics Treatment
1-1 包括的成人矯正治療の背景
成人矯正において見落とされがちな注意点とは？
歯の矯正は子どもが行うものというイメージをお持ちの方も多いと思います。歯列矯正学は、１０代の矯正治療を対象に発展してきました。しかし、近年の歯科健康・審美意識の高まりから成人になって矯正治療を受けたいと思う方が急増しています。
成人の患者さんは、見た目に配慮した矯正装置（透明マウスピース型装置や歯の裏側装置）を希望します。このニーズに対応する形で、歯科医院では、“見えない矯正”として、特にマウスピース型装置による矯正を導入するようになってきました。
しかし、成人矯正治療を受けるにあたって大切なことを見逃してしまわないように注意をする必要があります。
●矯正治療において、歯の移動に伴う歯周組織や顎骨に対する影響は１０代に比べ、成人では大きく異なること
●２０代以上の成人矯正患者においては、歯並びだけでなく、歯周病や虫歯、歯の欠損、不良な歯科修復物の存在など様々な歯科的問題を抱えていること
本来、矯正治療は、虫歯や歯周病を将来引き起こさないために行いますが、歯科的な問題を無視した矯正治療は、これらを逆に悪化させる方向へと進んでしまう危険性があります。つまり、矯正治療の知識や臨床経験だけではなく、歯周病・欠損歯・虫歯・インプラント・精密根管治療などの
- ① 総合的な知識
- ② 治療方針の立案
- ③ 臨床経験
が、成人矯正治療では必要になってきています。
1-2 包括的成人矯正治療の内容
成人矯正を成功に導く7つのファクターと治療の流れ
体の調子が悪く、病院を受診したとき、「原因は判明しない。しかし、薬は処方された。」という経験をされたことがある方もいるかもしれません。また、「原因が分からない。」と言われ、たくさんの病院を受診した経験をされたことがある方もいるかもしれません。
医療において「診断」は大切です。原因、現状、今後の治療法の決定するためには、総合的かつ専門的な知識によって支えられます。
包括的成人矯正治療は、上記の7つのファクターで治療方法を検討・決定し、治療を進めていきます。
具体的な進め方は以下の流れとなります。
１. 矯正初診カウンセリング（無料）
・実際のお口の中を拝見し歯並びの状態や歯並びの問題から引き起こされる問題点を説明。
・矯正治療に関して患者さんが不安に感じている事へのご相談
（例：費用、治療期間、ご結婚、ご出産、ご妊婦など）
２. 一般歯科検診（保険適用）所要時間 約30分
虫歯、歯周病、顎関節、その他の矯正前に必要な歯科検診を行います。
３. 一般歯科診断結果 ご説明（保険適用）所要時間 約30分
診察結果の説明ならびに現在のお口の中の問題点と歯並びとの因果関係を説明
４. 包括的矯正精密検査・診断 6万（税別）約60分
診察結果の説明ならびに現在のお口の中の問題点と歯並びとの因果関係を説明
５. 包括的矯正診断 約90分
①最適な治療プランのご提案
②矯正治療における注意点・同意事項の説明
③矯正装置の選択
④お見積＆お支払い方法のご相談
1.分割払い
2.無理のないデンタルローン
3.手軽なクレジットカード
4.その他
４. 矯正治療前に必要な事前処置を開始
矯正治療
歯磨き指導
顎関節治療
虫歯治療
その他
以上の事前処置は矯正治療を成功に導くために不可欠であると当院は考えております。
治療スタート
２．当院について
About AQUA Nihombashi Orthodontic CENTER
2-1 医院の概要
Clinic Information
| 医院名： | 医療法人社団Teeth Alignment 東京日本橋AQUA歯科・矯正歯科包括CLINIC |
| 住所： | 〒103-0022 東京都中央区日本橋室町2-4-1浮世小路千疋屋（YUITO ANNEX）4F |
| 最寄り駅： | 東京メトロ三越前駅直結、日本橋駅徒歩4分 |
| TEL： | 03-3281-4618 |
| 最寄り駅 | 東京メトロ三越前駅直結、日本橋駅徒歩4分 |
| 診療時間： | 火～金 10:00～19:30（最終受付19:00） |
| 土 9:30～18:00（最終受付17:30） |
| 休診日： | 月曜・日曜・祝日 |
2-2 癒しの発想で生まれたこだわりの空間
Design for Healing
滝のせせらぎ
当院の患者様へのおもてなしの心の象徴ともいえるのが、クリニック名の「AQUA」の由来でもある“滝”です。「ラグジュアリー感を演出するためですか？」と聞かれることもありますが、滝を院内に流そうと思いついた理由は違います。登山をしたとき、川のせせらぎの音を聞くと心が和らぎます。この体験をヒントに「クリニックで治療を受ける患者様が、少しでもリラックスできたら」と考え、院内に滝を流すことを思いつきました。滝があることで、患者様の歯科医院に対する精神的な不安を、自然にほぐすことができれば幸いです。
女性専用エリア
当院は“女性に優しいクリニック”を目指しています。人に見られたくないという女性の心理に配慮し、女性専用待合室やパウダールームを設置しました。他にも、女性が心からリラックスして治療を受けていただけるよう、院内には様々な工夫を施しています。
居心地の良さを追求した癒しの空間
院内の全ての部屋は一見、統一されたデザインのように見えますが、色調や細かい部分がよく見ると少しずつ異なっています。初めて来る患者様に、緊張感を与えないレセプション、安心して治療を受けることができる診療室、癒しの空間で行うメンテナンスルームなど、患者様の心理状態や治療状況まで考慮して、診療室毎に表情を変えています。
また、診察室にあるテーブル、ランプなどの家具や小物、そしてドアの取っ手までもが、クリニックに合わせた完全オリジナルデザインです。誰も気が付かないかもしれませんが、こういった細かい部分への徹底したこだわりが、誰もが「何となく居心地がいい」と感じる、上質な空間作りには欠かせません。 これは当院が目指す「細部まで決して手を抜かない、患者本位の診療」にも通じる考え方です。
３．ドクターの紹介
Introduce our Doctors
医療法人 Teeth Alignment
理事長・院長 綿引 淳一
歯学博士
日本矯正歯科学会認定医
昭和大学歯科矯正学教室 兼任講師
厚生労働省 臨床研修指導医
経歴
| 1972年 | 福島県いわき市出身（福島県立磐城高校卒業） |
| 1999年 | 昭和大学歯学部卒業 |
| 1999年 | 昭和大学歯科矯正科入局 |
| 2004年 | 日本矯正歯科学会認定医取得 |
| 2004年 | 昭和大学歯科矯正学大学院卒業 博士号取得 |
| 2006年 | 東京日本橋AQUA歯科・矯正歯科包括CLINIC 開設 代表就任 |
| 2007年 | 昭和大学歯学部歯科矯正学教室 兼任講師 就任 |
| 2008年 | 医療法人社団 Teeth Alignment 理事長 就任 |
| 2008年 | 理化学研究所脳科学総合研究所 客員研究員 就任 |
| 2009年~ 2011年 |
ニューヨーク大学 インプラント科CDEコース在籍・修了 |
| 2011年~ 2017年 |
アサヒグループHD（アサヒビール）商品開発コンサルタント |
| 2012年 | 鶴見大学歯学部 インプラント科 所属 |
| 2013年 | 日大松戸歯学部歯周歯周病学教室 所属 |
学術活動
- 第114回アメリカ矯正歯科学会Joseph E. Johnson Clinical Award 受賞（2014年）
- 第23回 日本咀嚼学会 優秀口演賞受賞（2012年）
- 第69回 日本矯正歯科学会 優秀発表賞（2010年）
- 第96回 アメリカ歯周病学会 ファイナリスト選出（2010年）
- 朝日新聞 朝刊 科学欄掲載（2010年）
- 大学プレスセンター にて掲載（2010年）
- 第70回 東京矯正歯科学会学術大会 優秀発表賞受賞（2010年）
- 第65回 日本矯正歯科学会 優秀発表賞（2006年）
- 第68回 日本矯正歯科学会 優秀発表賞（2009年）
- 昭和大学歯学部矯正学教室 Prof. Maki Awards（2004年）
- 第63回 日本矯正歯科学会 優秀発表賞（2004年）
- 第69回 日本矯正歯科学会 第3回日韓ジョイントミーティング 優秀発表賞（2010年）
取得特許
“非外科的歯周再生療法” 特許番号６２０８９０４号 ２０１７年
＊世界初の矯正治療に最適化された歯周再生手術法（O-PRO法）、非外科的歯周再生治療（特許取得）さらに矯正治療に最適な精密根管治療法などはすでに当院において臨床応用がなされており世界の歯科医療の発展の為にも尽力しております。
４．矯正装置の種類
Choice of orthodontics method for You
サファイヤブラケット＋ホワイトワイヤー矯正
審美性
治療の精密性
歯の移動速度
治療中の快適性
表側の装置の中で最も審美性が高く、治療中のトラブルも少なく歯周病・虫歯の発生を抑える事ができ、難症例にも対応可能です。
裏側矯正装置
審美性
治療の精密性
歯の移動速度
治療中の快適性
最も目立ちにくい装置で矯正を行いたいとの強いご希望の方に根強い人気がある装置です。しかし、目立ち難い以外には利点が少なく、症状によっては、適応が困難な場合があります。
マウスピース型矯正装置
審美性
治療の精密性
歯の移動速度
治療中の快適性
マウスピース矯正は、通常のワイヤーを用いた矯正治療に比べて仕上がりの点で大きな問題点があり、症例によっては矯正後の再発リスクが高まる事がわかっています。一見、お手軽なマウスピース矯正ですが、見た目の気軽さに反して様々な欠点があり通常の矯正装置に比べ取り扱いや適応症に関して一層の配慮が必要です。
